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  • 2007.08.26 Sunday
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曇り、時々、晴れ

16時26分。
さあ、心に法衣をまとい、古のムシコスたちに会いに行こう。尊敬する我が師よ、あなたもご自分の音楽が社会の正常化のために役に立つだろうかなどと悩まれたのですか?
 それとも、王様がその何番目かの愛妾とともに憂さ晴らしをするためのbgm奏者としての、その役割に全霊をかけえたのですか?
「それでもまだ誰かが聴いていてくれるなら由とすべきだよ。私が弾いている最中、最後までカード遊びに熱中していた貴族を、私は危うく殺しそうになったものだ」
そうかも知れない。この余波見えない殺意に満ちている。でもあなたはどうやってそれを昇華させたのですか?死んだ音、生きた音。 人は音を殺せるが、音もまた人を殺すことができる。戦争のために奉仕させられた音楽家もいたっけ。
「まあよく考えてみれば、愛と戦いは我々の飯の種じゃないか。私の殆どのマドリガーれとオペラはそれでできている」 そういえば、この間も「武久さんももうちょっと綺麗な音を出してくれればねえ」というアンケート回答がありました。
ごめんなさい。私の愛はあなたには辛口に過ぎましたね。またはしょっぱかったでしょうか?私はたぶんこれ以上糖分をとるとあっという間に太りすぎ状態になってしまうことでしょう。私の死んだ父がそうだったように。
「でも年をとると、幾分は砂糖も欲しくなるものだよ。だから、私よりも若くして死んだあいつらが羨ましくもある。あるいは最後まで不屈の意志を捨てなかったあの粉轢きの末裔にでも肖りたい。」
でもあなたは十分にあなたの音楽を全うされました。少なくとも私にそのように信じさせておいてください。

所変わって、9時21分。
目の前に豚バラとなすのからあげ、付け合せはピーマンとブロッコリ、
ちょっぴり塩味。
あげじゃこの乗った冷奴、豆腐が硬くてすばらしい。
焼酎はダバダ。私のお気に入り。
今来る。鯖のグリル、トマト味、骨がたくさん。実だくさん。
焼酎のお変わり。水も飲む。
最後はかぼちゃと胡桃のサラダ。胡桃が新鮮、ビタミンE。
私の右側に充電レベル高の女性たち。喋喋すること、雪崩のごとし。
左にAcアダプター付男女がスピードアップ中。
目の前に宮様入院のニュースを語る女性。充電レベル最低。
ここで、私の食欲はまだ物足りない。
野菜とハンバーグの串焼き。小さなハンバーグが2個とズッキーニ。
満腹、万福、報連相。いつも、報告、連絡、相談をよろしく、と、我らの前のボスがやかましかったっけ。
 

荻窪にて

午後8時15分。我が仮の宿、テテオポリスにて。
外は、豪雨+雷鳴。
しかし、雷鳴は、我々の演奏の方だった。
指板を短く切ったチェロは、いつもより軽やかな、それでいて、よく響く音を出す。
感覚を研ぎ澄まし、自分の技を追及している人は、不思議に色っぽい。
雨のせいで、楽器の調子が悪かったにも関わらず、アンサンブルは密度を上げ、極上の瞬間もいくつかあった。
しかし、いつものことながら、本当に最高の瞬間は、我々の記憶から抜け落ちる。というか、元々我々の神経の間からすり抜けてしまう。
春夏秋冬はあっという間に過ぎる。たわいもない筋書きだ。我々の人生の方は、これよりはもう少し複雑なのだろうか。
できることなら、いい夢を見たい。

歩く

午前9時8分。横浜駅3番線。駅アナウンサーの声があちこ
ちから同時にしゃべり、やってくる電車の音を掻き消す。突如、高校生と思しき男女50人ほどがホームに群がり出てくる。「もう少し静かにできないものか」大船行きは、なかなか来ない。来たとしてもそれが私に分かるのだろうか。このようにして、線路に転落してそして、ちょんとイウコトモあるのだろうか。
「早くペキン・ダック食べたい!」と叫ぶ女子高校生。「ああ今日は平日か!」「平日ジャン!」この子達はどこへ行くのだろう?
ふいに、二人の女性の姿が頭をよぎる。アレハ先日、一人は「冷凍不可」と書いたダンボールに腰をかけ、もう一人は「冷蔵不要」と書いた木箱に座っていた。
ところで、私の頭の中の「フーガの技法」にはまだ一言の書き込みもない。いや、書き込みはした。しかし・すぐに消してしまう。白紙の魅力、無謀のあせり、音楽に手が届くかと思う直前に豆の木から滑り降りるジャック。レンズマメにソラマメ、やはり、冷凍はしないほうがいい。

今日も死なずに目的地に着く。うがいをする女性一人。世の空気はそれほど汚れているのか。

スカルラッティ そなたK492L14

上記の曲を今朝弾いてみた。実に魅力的だ。声部進行の完璧さよりも、鍵盤的な弾きやすさを配慮した、細かな気配りが見られる。
ジー具風の音楽だが、いくつかの場面が交代し、その転換も鮮やかだ。
特に、長調の全体の中に印象的に現れる短調の部分がすばらしい。フラメンコのギターをまざまざと想起させる。
和音の中にモルデントを加えることで、チェンバロの音を膨らませる効果を狙っているように見える部分がある。同じことは、デュフリのある種の曲にも見出される。
演奏者の側のアプローチを少し変えるだけで、音楽が驚くほど立体的、かつ、弾力的になるのだ。
カークパトリックの番号では、490・491・492
が共にニ長調で、徐々に活発な音楽となる。この三つは、3楽章の大きなソナタを形作っているのだろうか。

インターネットは心の延長になれるか?

ブログに書き込んだり、誰かの「掲示板」に書き込んだりするのは、昔で言えば、トイレの落書きとか、ニューヨークの地下鉄の落書きとか、そういうものだろうか。
それよりは、少し、いや、かなり公開性がある。無数の人々がそれを見る可能性があるからだ。
とはいっても、実際には、やはり、トイレの落書きの場合とと同じくらいの人しか見ていないことが多いのだろう。
情報の発信方としては、落書きが地域的、つまり、地面だとすると、インターネットは少し空中に浮いている。
しかし、それは、ラジオやテレビ、衛星中継などの放送と比べると、秘密性が強い。
つまり、放送を天だとすると、インターネットはそれよりは沈んでいる。
天と地の間を浮き沈みしているのだろう。
さて、天と地の間といえば、今は夏。暖かい空気が地面から上り、冷たい空気が天から降りてくる。
これが、途中でぶつかってにわか雨。また、摩擦して雷を起こす。
インターネットの情報の渦も、時に落雷を起こしたり、稲妻を走らせたりすることがあるようだ。避雷針を付けておかないと、怖いかも知れない。
いずれにせよ、天と地の間を揺れ動いているのは、我々の心の延長、意識の一部なのかも知れない。
できれば、さわやかな涼風を起こしたいものだ。

二十日のコンサート

 来る二十日、荻窪の本郷教会で、コンサートに出演する(5時開演)
今回は、いつも淡野弓子さんと演奏している、アマチュア・プロの混合オーケストラの中で、通奏低音を弾く。一部の曲では、リーダー役も務める。
ビーバーの「教会へ行く農民」もやる。これは、コンヴェルスムで何度も演奏した曲だが、今回も私は最後の楽章で太鼓を叩く。
アマチュアの人たちとやるのは久しぶりだが、元々私は子供の頃から、こういう素朴に音楽を愛する人たちに囲まれて育った。
だから、今でも自分は少々プロ意識が足りないのかも知れない、と思う。
 二十日には、ヴィヴァルディの「夏」も演奏する。
一昨日、その練習をしていたら、本物の雷が落ちた。
杉並区一帯が数分間停電した。
二十日の本番でも、一度は雷を落とすつもりだ。停電にならないといいけど。

連弾コンサート、近づく!

 来る6月21日、杉並公会堂小ホールにて、山川節子との連弾。
曲目〜
モーツァルト(1756−1791) 自動オルガンのためのファンタジー KV608 連弾版
メンデルスゾーン(1809−1847) 交響曲第4番 「イタリア」 Op.90 連弾版
チャイコフスキー(1840−1893) 交響曲 第6番 「悲愴」 Op.74作曲者自らによる連弾版

 この一年、山川との連弾をあちこちで公演してきた。最近、コンヴィネーションにも磨きがかかってきたように思う。私自身、ピアノ連弾の独特の世界を少しずつではあるが、分からせられている。特に、日本初演となるチャイコフスキーには力を入れている。何度やっても更なる深淵を覗かせられる大曲である。
請うご期待!

5月のお勧め第2弾

今月の私の出演するコンサートの中から、いくつかお勧めしているが、今回は
ピアノデュオ・コンサート、文字通りグランドピアノを2台使う。
ピアノは、プレイエルとヤマハの、それぞれ性格の異なる楽器を使用。

5月21日、日曜日午後5時開演
場所はカンゲイ館、荻窪駅南口から徒歩7分。

曲は、
モーツァルト  アダージョとアレグロ (1781年頃の円熟作だが未完。モーツァ   ルトの弟子シュタートラーが補作)
ブラームス 2台ピアノのためのソナタ ヘ短調  (有名なピアノ5重奏曲の元に  なった曲。渋く重厚で、憂いに満ちたブラームスの世界が横溢。特に斬新なリ   ズムの対位法が聴き者。)
サンサーンス-ベルコヴィッツ 「動物の謝肉祭」 (ピアノの全音域を駆使して、   生き生きと描かれる洒脱とユーモアにご期待あれ!)

ピアノ 武久源造 & 山川節子

 (ただ今、鋭意練習中)

 入場料 2500円 飲み物付
 荻窪音楽祭 参加

連絡先 カンゲイ館 5347-2668

コンサートにどうぞ!

今月、私が出演するコンサートの中からいくつかご紹介したい。

   その1

5月7日、昼、夜、2回公演で、イタリアン・ヴァージナルとクリストフォリ・ピアノを弾く。
場所は、大宮の郊外にある小田純一さん宅。気持ちのいい環境の中にたつ大きな家で、50人程度。
イタリアン・ヴァージナルは、チェンバロの最初期の形。クリストフォリ・ピアノはピアノの最初期の形。
いずれも、久保田チェンバロ工房の意欲作。
曲は、最古の鍵盤用譜面から「エスタンピ」(1320年頃)、スウェーリンク「緑の菩提樹の下で」、スカルラッティ ソナタ、バッハ 「フランス風序曲」 他。
連絡先 小田0486−48−6443 

NHK

ラジオ出演、無事完了。クラヴィコードの音をいかに拾うかが大変だったが、さすがはNHKの技術陣。実に美しく色っぽい音で放送してくれた。今回もまた、ファックスやメールの問い合わせ、「聞いてるぞ!」コールなど、多数の反応があった。感謝に耐えない。次回、6月23日もまたよろしく!次回は鍵盤楽器の発明の歴史を語る予定。

ところで、 今回は初期の楽譜の問題をかなり深く、それでいて気楽に話すことができたのだが、ちょっとスケジュールを詰め込みすぎて、あまり脱線もできなかった。それでも少しは、話が横道に反れた。
「あの脱線の方が面白かったから、今度はもうちょっと楽なスケジュールにしますか」と、ディレクターの辰巳さん。
うん、やはり、私は打ち合わせを綿密にするよりは、自然な成り行き任せの方が得意かな。
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